こんにちはSetirです
山崎賢人&広瀬アリスのW主演ということで先日実写化の発表がありました
山崎賢人は私の大好きな漫画
「ジョジョの奇妙な冒険4部」の実写化にも主演で登場するので
「氷菓」の原作がどんな物語か気にななり
活字が苦手なので漫画で10巻まで一気読みしました
どんな映画になるか予想しながら感想を述べたいと思います(ネタバレあります)
あらすじ
神山高校の男子生徒、主人公:折木奉太郎(山崎賢人)のモットーは
「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」
当然部活動などする予定もなかったが奉太郎の姉に半ば強引に(脅迫?)
廃部寸前の「古典部」に入部し
そこにいた神山高校の女子生徒:千反田える(広瀬アリス)と出会う
えるの口癖は「わたし、気になります」
日常の些細なことも気になりだすと止まらない性格
えるの好奇心を満たすために奉太郎が探偵役となり謎を解決していくストーリー
登場人物
主人公:折木奉太郎と千反田えるの他に2人と行動を共にする生徒
神山高校の男子生徒:福部 里志(配役未定)
神山高校の女子生徒:伊原 摩耶花(配役未定)
が主な登場人物
折木奉太郎(おれき ほうたろう)
物語の主人公。超省エネ主義。積極的に自分から行動はしない
千反田える(ちたんだ える)
物語のヒロイン。記憶力が抜群で人の名前を覚えるのが得意嗅覚や視覚などの五感にも優れる
福部 里志(ふくべ さとし)
奉太郎の親友。どうでもいいことを良く調べ、広域な情報量を持つ
「データベースは結論を出せない」が口癖
伊原 摩耶花(いばら まやか)
奉太郎の小学生からの幼馴染里志のことが好きだがうまくはぐらかされている
性格はキツく「七色の毒舌をもつ」と言われるほど
はっきりと物事を言う
ストーリー
漫画「氷菓」のストーリーは
・えるが気になることを発見
・ほっとけない奉太郎が推理
というのが大まかな流れ
初期のころの奉太郎はえるが興味を持つことを避け
自分の都合のいい物事に別の物ごとに興味をすり替え
省エネで対応していたが沢山の推理をしていくうちに心情が変わっていく
色々な推理を経て、える、里志などは
奉太郎の推理力を高く評価するが
奉太郎本人は「ただ運が良かっただけ」と
運がいいという表現はえるの記憶力、里志のうんちくに
助けられたことが謎解きの一番の要因だと考えているので
自分に特別な力は無いと思っている
漫画の主なストーリー編成は
「氷菓」
文集「氷菓」に秘められた33年前の真実を謎解く
「愚者のエンドロール」
文化祭の出し物、2年F組の未完成のミステリー映画の結末を探り
映画の完成に尽力する
「クドリャフカの順番」
文化祭で起こる「十文字」による連続盗難事件を追う
他にも短編的な物語があり
奉太郎の心情が徐々に変化していく様子がわかる
感想と実写化への期待
率直な感想としてはセリフが「お洒落」と感じました
言葉のもつ魅力を十分に引き出した
登場人物たちのやりとりは絶妙
活字だと表現に理解できる部分もあるので
実写化のセリフの表現はとても難しそう
そのままのセリフを使ってもらいたい気持ちもあるが
活字と耳から入る「言葉」では感じ方が違うので
その辺をどう表現してくれるのかがこの映画のポイントとなりそう
折木奉太郎(山崎賢人)と千反田える(広瀬アリス)
W主演が話題になっているんですが
他の登場人物、特に里志、摩耶花の役どころも重要ですよね
私も発表があってから「氷菓」の漫画を読んだので
そんなに偉そうなことは言えませんが
小説や漫画の実写化はとても難しいものだと思います
他の実写化映画もそうですが原作の持つ世界観を損なわないように
制作サイド、出演者には頑張ってもらいたいと思います