これからの季節インフルエンザが心配な時期です。インフルエンザ予防の方法は巷にあふれていますが、そもそも完全に予防できるのか?っていうことについて考えてみたいと思います。
インフルエンザの感染ルートから考える
インフルエンザウイルスの生体によりところもありますが、冬場の寒い時期、気温が低く、乾燥が進むとに活発に活動し始めます。
主な感染経路として
【飛沫感染】
感染者のくしゃみなどから直接のどや目などの粘膜に触れ感染する。【接触感染】
感染者の飛沫で汚染されたモノに触れ、感染する。【空気感染】
寒くて乾燥している空間の場合ウイルスが空気中に感染力を持って長時間浮遊する為感染する。
たまごが先かにわとりが先かみたいな感じになるんですが
要は感染者との接触をなるべく避ける必要があります。
ただ、「感染者との接触を避ける」これは現実的にかなり
厳しいと言わざるを得ません。
自分が発症した場合はもちろん他の人に感染しないように
マスクをするなど対策をしますが、まず、インフルエンザの
潜伏期間は1~3日ほどといわれていますので、症状が出ていない
人と接触する可能性は非常に高いです。
ちょっと偏りすぎな考え方ですが、
感染者と接触をすると100%感染する、と仮定すると
完全に予防することは不可能に近いと思います。
防御策から考えてみる
マスク
飛沫感染や空気感染などにはかなり効果を発揮しそうです。
マスクは感染者がするのにはとても有効ですが防御策としては
完全ではありません。マスクの隙間や、ウイルスの大きさ、付着した
ウイルスまで考えると完全ではありません。
手洗い
接触してしまった部分の殺菌としては有効そうです。
うがい
インフルエンザウイルスは体内に潜入するまでの時間が短い為、
最近ではあまり有効ではないとの見解も。
予防接種
色々な意見がありそうですが私はこれは論外だと思っています。
インフルエンザはとても変異性が早いウイルスといわれています。
有効なワクチンを大量に作るのに時間がかかる為、予め予想した
ワクチンを作らなければならないので型がハマらない場合は
ワクチンを接種しても意味がありません。
ただ、接種したインフルエンザウイルスには有効ですので
やらないよりはリスクは軽減されます。
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予防接種をして(1種には有効)マスクして装着後、手洗い、うがいを
延々と繰り返していればいけそうです。
が、体内にインフルエンザウイルスを侵入させない点に関しては
完全な予防とはなりません。
少し考え方を変えてみた
そもそも体内にインフルエンザウイルスを入れないっていう前提が不可能かと思いますので、ウイルスが体内に入った後に対策が出来ないか
調べてみました。
結果、体内に入った後、必ずしも発症するとは限らないんですね。
つまり体の免疫力がインフルエンザウイルスと戦ってくれるんです。
免疫力が勝つと晴れてインフルエンザウイルスを撃退できるということです。
ということはインフルエンザウイルスに一番なのは
体の免疫力を高めることかもしれませんね。
感染しても勝つ!がインフルエンザに有効な予防法・・・かな?
インフルエンザにかかわらず、体の免疫力を高めることは重要なので普段から心がけたいですね。